インタビュー・テキスト・編集:高橋響
撮影:原汰輝
レイラの3rd single『戦争が起きたら』が3月14日にデジタルリリースされる。また8月2日には下北沢SHELTERでキャリア初のワンマンライブが行われる。今回はそのデジタルリリース、ワンマンライブ開催にあたりVo/Gtの有明さんにインタビューしてきました。
”全部自分のせい”って気持ちに共感した。
-なぜ配信という形でのリリースにしたんですか?
有明:配信という形をとれば全国、全世界に届きやすいからかな。配信派なんだよね。
-「戦争が起きたら」は既にライブでも披露されていますよね?
有明:もう1年以上前からやってる。
-歌詞はどなたが書きましたか?
有明:三浦(レイラGt三浦太樹)。
-どういった内容の歌詞ですか?
有明:戦争が起きたらこんな感情も全部愛おしく(歌い出す)。
-(笑)歌詞のどんなところが好きですか?
有明:恋愛に寄りすぎてない所かな。今までは恋愛モノっぽい歌詞が多かったから。
-レイラの曲は三浦くんが歌詞を書く事が多いと思うのですがそれをどう昇華して自分のモノにしていますか?
有明:「戦争が起きたら」は"全部自分のせい"みたいなニュアンスで書かれているんだけど、自分もそこに共感する部分があったから自分のモノにできた。一部分でも共感できる部分があれば感情を込めやすい。共感する部分がない時は自分からその状況に近付いていくかな。
-一昨年の未確認フェスティバル3次審査でレイラを初めて見た時は「綺麗なギターロックだな」と思ったのですが最近はどんどんオルタナティブな方向に傾いていると思います。なにか意図はありますか?
有明:特に意図はない(笑)。年齢に合わせて歌詞の方向性が変わりつつあるかな。レイラは歌詞さえ良ければ基本オッケーなんだけど歌詞の方向性に合わせて曲調も自然と変わりつつあるかも。
-今後も変わっていく可能性があるという事ですか?
有明:全然ある。年をとったら落ち着いてフォークソングとかやるかも(笑)。
-それはそれで見てみたいです(笑)。一昨年はMy Hair is Badとかが沢山聴かれて”ギターロックの年”だった様にかんじました。去年ぐらいからインディーズシーン(オルタナティブなシーン)にもスポットライトが多く当たるようになった気がします。レイラは一昨年も今年もトレンドを確実に捉えて先頭を走っているという感じで・・・
有明:やったー!(笑)1年前に『あなた色に染まりたいの』のEPをリリースして丁度その1年後に『Emma』をリリースして・・・だから結構方向性は変わったように感じると思う。
-3月14日に行われる自主企画に出演するバンド(Mr.Seaside、said)もかなりオルタナティブで良いですよね。どうしてこのスリーマンにしたんですか?
有明:カッケーから。ジャンルは違えど自主企画には好きなバンドしか呼びたくないね。
-今後のシーンをどうしたいですか?
有明:難しいな(笑)。音楽にこだわりがあって音楽が大好きな人達がもっと見てもらえる様になれば嬉しいかな。
8月2日下北沢SHELTER ワンマンライブ「耳をすませば」
-「耳をすませば」というタイトルに意味はありますか?
有明:これ!(映画「耳をすませば」の画像を見せる)
-知ってます(笑)。
有明:面白いタイトルにすればTwitterで沢山拡散されるかなと思った。その日の金曜ロードショーが「耳をすませば」だったら面白いし。
-なるほど。レイラはSNSを上手く活用する力がありますよね。意気込みを教えて下さい。
有明:めっちゃ頑張る!
イベント情報
レイラ 1st oneman live「耳をすませば」
2019年8月2日(金)
会場:下北沢SHELTER
出演:レイラ
OPEN/START 19:00/19:30
TICKET ADV/DOOR ¥2,500/¥3,000 (+1D)
※チケットは手売り、e+のみの販売。
e+:https://eplus.jp/sf/detail/2906850001-P0030001P021001?P1=1221
リリース情報
レイラ『戦争が起きたら』
収録内容
1.戦争が起きたら
https://itunes.apple.com/jp/album/%E6%88%A6%E4%BA%89%E3%81%8C%E8%B5%B7%E3%81%8D%E3%81%9F%E3%82%89-single/1455987212
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